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2014.03.24 (Mon)

個人の 「感想」 は秘めるべきものか-Free Novel Games

作品や、その内容を、じっくりと反芻して、ノベルゲームから「考える事」を引き出したいプレイヤーっていますよね。私の知り合いにもいますw 「多分、作者はそんな事考えてないよ」ってな事でも、真剣に考えちゃう。

下手な考え休むに似たり、ってことわざもありますけれども、そういう人は、頭がいい人が多いんですよねぇ。そういう人にとって、この作品の持つ、「読みにくさ」っていうのは、寧ろ逆にプラスに働くのかもしれません。

まぁ、私は馬鹿で、考えるのがニガテなので、難解な漢字や表現によって、ストーリーをストレートに読み解きにくいという所で、「気になった点」として挙げましたが、こういう作品が出てくるから、ノベルゲーム漁りが止められないんですよw




このように道玄斎さんが自分のことを馬鹿だと書くのは日本的な謙遜で、実際に「確かに馬鹿ですよね」と同意したら、フツーに怒るわな、たぶんwww



「読者によって作品は完成される」のが真であるのなら、道玄斎さんの知人が「作品に書かれている以上のなにか」を(どちらかといえば自らの奥底より)引き出そうとする、その姿勢は正しいことになる。

しかし、一般的に Free Novel Game 界には、作品の内容から大きく 逸脱 発展したような「感想」「解釈」をおおっぴらに開陳するようなことは、あまり好ましくないという空気があるように思う。まさに上記引用で道玄斎さんがいう「多分、作者はそんな事考えてないよ」といった、やんわりとした否定の空気である。

この空気は、例の「敬意」尊重主義に代表されるような、制作者を「刺激」しないようにというプレイヤーおよびレビュアーたちの「モラル」の行き詰まりが生み出しているものであると考えられる。現実として、「公正公平」なレビューでさえ制作者をキレさせる可能性を秘めている。それよりさらに強力な、作品を変質させてしまうような解釈を、赤の他人が横から勝手に公開するなど許されない、ということなのかもしれない。

さらにいえば(客観的に見て)見当違いで底の浅い解釈を自信満々に垂れるというのは、自らのオツムの程度を自分から示すことにもなる。それなら単純に「恥をかきたくない」という人が多いだけのことなのかもしれない。(もっとも、ほんとうに実のある文章を書ける人間なんて Web 世界全体からしても数えるほどしかいないのだから、ヘンなプライドさえ除いてしまえば、自由にバカをやるのはわりと造作もないことではあるのだが)

結局のところ、Free Novel Game 作品はあくまで「制作者のもの」で、その内容をどう捉えるのかも、ある程度、製作者の意向に沿うものでなければならない、というのが、この業界の「暗黙のルール」なのだろう。

であるから、そのルールをマジメに汲んで、レビューのほうもあくまで技術論・構造論的な指摘に留まっている。そりゃあ「評論」としてはそれが正しいのかもしれないが、やれ「文章力がある・ない」だの「物語の流れがスムーズ」だの「このキャラクタが良かった」だのといったことばっかりのレビューが真に読み応えがあるかどうかは疑問である。

作品を次のステージまで押し上げるような「感想」は、不必要なものなのだろうか。




それにしてもガムベースさん。

道玄斎さんとのキチンとした「国交」があるのなら、推測だけでいきなりエントリを上げるようなことなどせずに、御本人に直接確認したほうが手っ取り早かったのではないでしょうかねー。



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