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2013.09.22 (Sun)

King of the monsters-NOTE

『Monster』(日本語吹替版)を観た。

Charlize Theron と「ハリウッドの安達祐実」こと Christina Ricci が共演した映画で、Aileen Wuornos という連続殺人犯の女性を描いている

この作品は「善悪について」はもちろんのこと、「善人(または「善」そのもの)の限界」や「この社会のなかで純粋であるということ」までもを考えさせられる内容になっている。特に最後に振り向く人物の表情は、「だれが(あるいはなにが)モンスターなのか?」という問いをこちらに突きつけているように思えてならなかった。

甘ったるい物語では決してないが、これはぜったいに観たほうが良い。







NHK が「いじめをノックアウト」というキャンペーンをやっている。要は「みんなでいじめをなくしていこう」というわけだ。

「いじめがなくせるか・なくせないか」どうかは、中学生でも言えるようなことなのでここで語る必要もないだろうが、仮に教育現場でのいじめを最小限まで抑制できたとしたら社会はどうなるのか、という疑問がふと芽生えた。

「青春」というものはやっかいなもので、人生全体から見ればそれほど長い期間でもないのに、そのなかでの体験は一生つきまとうような強烈な印象として残るものである。

そして現代日本の状況でいえば、青春期の舞台はほとんど学校のなかということになる。学校生活の過ごし方が、その後の人生を決めるといっても大げさではないだろう。実際、生徒時代に受けたココロの傷で苦しんでいる人はいくらでもいる。

だからこそ、ほんとうに学校から悪口やちょっとしたからかいのような「小さな悪」すらも駆逐できたとしたら、そしてそんな「理想郷」で青春時代を送ったコドモたちがオトナになって社会の中核になったとしたら、いまとはまったく異なる世界になるはずだと思わずにはいられない。まあ、だいぶ短絡的な予想だという自覚はあるが、それでも「教育」のちからというものは(良くも悪くも)侮れないものである。

とはいえ、ほんとうに悪口や悪ふざけ程度のことまで取り除いてしまったら、そちらのほうが恐ろしい影響を与えかねないとも思うが。いじめや体罰を教育現場から遠ざけるべきなのは当然なのだが、芽を摘むどころか枝ごと叩き落とすようなことをしては、それこそ窒息してしまう。

だいたい、人間の生活というものは悪口で回っているような側面もある。オトナというものは悪口が大好きなのだ。下手に吐き出さないでいると病気になる。そういう現実まで見越しての「浄化作戦」なのだろうか。ココロが善いとか悪いとかの問題にしてほしくはないな。



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