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2013.01.19 (Sat)

映画館でかかっているものが「映画」であるとは限らない 13.01.17-NOTE

今回の 2本は、映画館 A では上映時間が重なっていたり、映画館 B では MOVIE 大戦がすでに上映終了していたりで、ひとつの映画館で一度に観ることができない状態だったので、しかたなく映画館をハシゴすることにしました。もちろん、事前に電車移動での所要時間などを調べて、どちらも鑑賞可能なスケジュールを組みました。イメージ上では準備万端だったはずなのです。

が、なんと、移動途中に電車の到着時刻が数分ずれてしまったのです。たった数分のことですが、時間どおりに乗り換えができなければ、その差は 10分にも 20分にも膨れ上がってしまうでしょう。正直、待ち時間が好きではないわたしは、かなりタイトに時間配分をしていました。はっきりいうと、その数分のズレのおかげで、かなりギリギリ、だいぶ絶望的な雰囲気になってしまいました。最悪、その上映時間に間に合わなかったとしても、まだ次の回も残ってはいたのですが、そのためには数時間ものあいだ時間を潰さなくてはなりません。これはかなり痛いことです。

まあ、結局のところ「映画館の座席についた瞬間、ちょうど予告が始まった」のですが。そのために、ホームに降りた瞬間から全力疾走しなければならなかったのが、おそろしい労力だったことをものすごく覚えています。その後に観た作品がすばらしいものだったことが唯一の救いでした。




仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード & フォーゼ MOVIE 大戦アルティメイタム

今日からスーパー戦隊の『VS』が公開となり、またその次にはまた『ヒーロー大戦』があるそうで。しかし、ここまで「劇場版」を濫造していれば、ひとつひとつの作品もクオリティが下がってくるのもしかたのないことなのでしょうね。じゃあもともと高かったのかといえばそうでもないのですが。

というか、過去の Legends を「再利用」して、親御さん世代などに広くアッピールしようという戦略を取るのは良いとは思いますが、それはあくまで「飛び道具」や「お祭り」として利用されてこそ効果的であるはずで、それを常態化するのは、やっぱり間違っている気がするのですよ。そりゃあ、一からキャラクタを創造するより、すでにしっかりと出来上がっているものを流用するほうが楽なのかもしれませんが、しかし、「仮面ライダー」でそれをやる必要があるのか、と。

ハッキリいってしまうと、「原作へのオマージュ」や「原作でのお約束」ばかりにちからが入っているといわれても、肝心の「作品」としておもしろくなければ意味がないのですよ。そんなの無駄な努力ですよ。

『ポワトリン』はまあともかく、『アクマイザー』とか『イナズマン』とか良く知らないもん。そして、知らない人間からすると、やっぱりおもしろくなかったよ、とくに「フォーゼ」パートは!

やっぱりあの尺のなかで、ひとつの完結したドラマと「MOVIE 大戦」パートに必要な要素の仕込みとを入れようというのは無理だったのでは? と思うほどに「チャカチャカとした」ものに仕上がっていました。同窓会的な雰囲気もほとんどなかったし。せっかく須賀健太くんに出演してもらうのなら、もうすこしマトモなホンにできなかったのかなあ、と思ってしまいます。

まあ、コミカルな「ウィザード」パートや、「あの大オチ」、相変わらずの「ぱんつ」映司など、観終わってみれば、それなりに満足できるものにはなっていましたが、これからもまた、似たような作品を観せられ続けるのかと考えると、かるく絶望してしまいそうな、今回の「MOVIE 大戦」でした。




007 SKYFALL <字幕版>

別に、TBS radio の『Weekend Shuffle』内、「The Cinema Hustler 2012」で 1位に据えられているからというわけではありませんが、やはりすばらしかったです! あと、今回も宇多丸さんの作品評を聴いて「予習」してしまいましたが、まったく邪魔になりませんでした。


そもそもこの『SKYFALL』、正式に制作が発表される前、まだ(取得されたドメイン名から得たらしい)タイトル名だけが wikipedia に載っている頃から気になっていたのです。というか、理由は自分でも良くわかりませんが、なんだか「一目惚れ」してしまったのです。

「skyfall」というこのことば、響きといい意味といい、なにか魅力的ではありませんか? 他の「007」のタイトルもカッコ良いのですが、これは短いながらも強く惹きつけられるのです。ずっとあたまから離れないほどに。

これがまた、自分で発声してみても心地良い。チケットやパンフを買うとき、わたしは迷わず「すかいふぉーる!」と注文してしまいました。Adele さんが歌う同名の主題歌も、もちろんすばらしかったです! サントラがほしい!


とはいえ、わたしは『007』シリーズにそこまで思い入れがあるわけではありません。実際に観たことがある作品もすくなく、すこし前に特集していた初期 3作『Dr. No』『From Russia with Love』『Goldfinger』、『SKYFALL』の公開に合わせて深夜に放送していた『Never Say Never Again』、それと直前 2作『Casino Royale』『Quantum of Solace』、あと昨年の五輪開会式での『Happy and Glorious』くらいですから。

ただ、前述した理由から、とにかくこの『SKYFALL』だけはぜったいに観たかったのです。それに、現ボンドのダニエル・クレイグさんの佇まいも良かった。様になるというか、色気があるというか。彼の「007」に好感が持てたことで、なおさら観てみたいと思えました。今回の作品が良すぎて、過去の作品群にも俄然、興味がわいてきましたね。

内容的にも、「映像面」「ドラマ面」「アクション面」、どれもすばらしかったです。これは比較してもしかたがないことですが、『SKYFALL』での「地下鉄落とし」の迫力で、すでに『MOVIE 大戦』の「装甲車」とか、どっかにいってしまってましたwww

それは「ヒーローが自らの『影』と戦うことになる」というシナリオでもおなじですね。(まあ、現役の仮面ライダーが自分の存在意義をかけて戦うとか、ありえないことでしょうが)また、敵であるシルヴァも、良くある高圧的で傲慢な人物ではなく、常にどこかユーモアがあり、しかも最終的には「自分の思いどおりの結末を得る」ところが良かったですね。

まあ、もっとも「007」シリーズでも、ここまでシッカリとした完成度を誇るものは稀だそうですが。確かに『Never Say Never Again』なんて、「オンナをコマす(失礼)ついでに、世界を救いまーす☆」みたいな内容でしたからね。(とはいえ、この作品もまた、ビミョーな立ち位置らしいのですが)


とにかく、映画館のスクリーンでこの作品を観ないのは、すばらしく損なことです。「どうせソフト化するから」といっても、自宅のたかだか「数十インチ」の画面では、あの映像美を堪能することはできないでしょう。アクション映画といっても、そこまでバカバカ、馬鹿みたいにひとが殺されるわけではありませんし、食わず嫌いせずに観てみるのが良いでしょう。

そういえば、すごくどうでも良いといえばそのとおりなのですが、ボンドの一人称が「僕」と訳されている(?)のも、個人的にはすごい好きです。目の前で親しくなりかけていた女性が殺されてしまっても、顔色ひとつ変えずに「酒が惜しいな!」「ダカダカダカ!」とかやっているクールなエージェントだけれど、一人称は「僕」。良いね!




あー、『Les Misérables』も『テッド』も観たい! さっさと観たい!



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03:49  |  +はしがき  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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