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2012.08.31 (Fri)

映画館でかかっているものが「映画」であるとは限らない 12.08.29-NOTE

「上映開始から 1ヶ月経ってしまっているけれど、まだ余裕だろう」と高を括っていた『メリダ』が、予想に反して近場のシネコンで全滅していたので、遠出することになってしまいました。これで暑くなければ街の散策でもしたかったくらいの場所だったのですが、実際は「エアコンの効いた場所から一歩も出たくない」という気分でした。

それにしても、学生はまだ夏休みだったのですね。小中学生(と、その親御さん)の生活サイクルからいうと、正午までが最も動員数が多いのだと知りました。昼と夜では、ちょっとビックリするほどの違いでしたね。




仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!
特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!


まずはスーパー戦隊から。完全に本編の「いちエピソード」でしたおわり。

いや、実際、テレビ放送に数分足した程度の尺で、劇場版オリジナルキャラクタを登場させて、それに絡んだドラマを描いてオチまでつけて……というこれまでのシリーズの劇場版こそが「無理があった」のだと常々考えていたので、むしろこれで良かったのだと思いましたよ。

ただ、エンドロールで「エネたんの声優さん」を確認してビックリはしましたけどwww まったく気がつきませんでした。アイドルってスゴイなあwww



お次はフォーゼのほう。「原幹恵まつり」でしたおわり。

いや、原さんがいちばんガンバっていたし、いちばん目立ってもいましたよ、ほんとうに。そりゃあ、全身アザだらけになって、周りから「DV 被害」を疑われもするわな。

次の映画までの待ち時間に特撮雑誌を立ち読みしていたのですが、どうやらキョーダインだけでなく「XVII」にも元ネタがあったようですね。要は、最近とくにちからを注いでいる「幅広い世代にアッピールしよう」という意図なのだと思いますが、正直、「元ネタがあるうんぬん」という余剰価値をとっぱらって考えたとき、「それほどおもしろくはない」という気分になるというか。

なにか、「元ネタありのキャラクタ」を登場させるためにおはなしを組み立てたようで、「懐古主義的」というか「オトナの悪ふざけ」というか、あまり良い印象ではありませんでした。


でも、やっぱり過去のゲストキャラクタがいっぱい出てくる、という演出は良いですね。『W / Double』の劇場版でもそうでしたが、4クールを通して観続けた積み重ねが、あの一連のシーンでの登場人物の感情に呼応するというか。

きちんと 40個のスイッチを順番に押していく様子を映すのも、弦ちゃんへの想いの強さが表れているようでグッときましたね。まあ、スイッチがぜんぶ壊れちゃう、というのはちょっと都合が良かったのですがwww

しかし、理事長がスイッチを押すのを本気で手伝ってくれることといい、最終回に通じる部分がありましたね。いちおう本編ともつながっているようですから。どおりで、最終回に登場するゲストキャラクタが教師陣しかいないわけですねwww


気になった部分。「財団 X」に提供しようとしていたホロスコープススイッチは 12個すべてあったのですけど、あれって複製品なのでしょうかねー。それってありえない気がしますけど。でも、理事長たちが自分のスイッチを手放すとも思えませんし。あと、理事長自身は変身しないのに、エネルギー体のサジタリウスはいるという。なんでや。

あと、最終決戦は宇宙でやるわけだからしかたがないことなのですが『Wiz』の登場がけっこう早かったですね。その際、フォーゼから「仮面ライダー」の存在を知らされるわけですが、『Wiz』で「仮面ライダー」を名乗るのかはまだ判りませんが、ここでのやりとりから「仮面ライダー」を自称するようになった、ということが見えれば最高なのですけど。まあ「大戦」限定なのかな。




MARVEL'S THE AVENGERS <字幕版>

TBS radio の『Weekend Shuffle』での映画評を聴いて、これはぜひ観てみようと思ったわけですが、気がつくと宇多丸さんの指摘した注目ポイントを確認しながら鑑賞していて、終わってみると「純粋にまっさらな感覚で楽しんだ」という感じではなかったのがちょっと残念でした。

いや、もちろんおもしろい映画だったことには違いないのですが、意識的な問題として。どちらかといえば「ストーリーテリングの勉強」といった臨み方になってしまいました。

まあ、Blu-ray 待ちかな。




メリダとおそろしの森 / BRAVE <吹替版>

短編『ニセものバズがやって来た / Small Fry 』

というか、「取り残された販促トイズたちのグループセラピー」というネタのなにが可笑しいのか、こどもたちに判るわけないじゃん、というかwww こういう、けっこう攻めている(?)ところ、好きだわーwww

あと、TBS Radio(またまたですみません)の『日曜サンデー』で、『Monsters, Inc.』の主役コンビが次回作『Monsters University』出演のオファがまだ来ていなくてちょっと心配、と話していましたが、この 7分の短編でもきちんとオリジナルキャストを呼んでいるところを見ると、たぶんだいじょうぶなのではないでしょうか。というか、来年公開ですし。



短編『月と少年 / La Luna 』

いつもの無声的短編。童話的というか優し気なファンタジィ。

少年の肌のプニプニとした質感や、月に落ちた流れ星の「柔らかな硬質感」が美しかったです。星を蹴った時の「キンキン」という音が、どこか幻想的で良かった。

物語的も、親から押し付けられたものをただ受け入れるのではなく、自分に合った自分だけのやり方を発見する、という『メリダ』にも通じるものになっていてココロに沁みました。

というか、この短編がいちばんおもしろかったですよwww



『メリダとおそろしの森』本編

いや、なんというか、「こじんまり」としているなー……と。

要は、ほんのできごころで思わぬ大惨事、トラブルのおかげで母娘の理解が深まる、そのついでに人助けというシチュエイションコメディですよね。ほんと、お城と森を行き来しているだけだし。

魔女のおばあさんだって悪意があってどうこうというわけではなく、ただお客の依頼に応えていただけだし。魔法の解き方もどこか「説明的」で、ちょっと上手い感じがなかったし。あれれ~?

個々の「小ネタ」の切れ味は「さすが」の一言だったのですが、全体として見ると、物語が「想像力の外側」に広がっていくような感動が今回は感じられませんでした。な、なにゆえ?


ただ、映像表現の良質さは変わりありませんでしたね。「Pixar」の Website ではじめてメリダの「くりくり」とした髪質を見たとき、この複雑さを表現できる技術力を誇示したいのだなー、と邪推してしまったというか。

先日観た『The Incredibles』では、ところどころ「作り物」めいて見えてしまった部分がありましたが、あれから何年も経て、もう「顔の造形」や「複雑なデザインをした服装の自然な挙動」も完璧、といった感じではないでしょうか。メリダの表情や肌の質感も美しかった。熊の身体つきもリアルでしたし、鬼火もかわいかった。

画がすばらしかっただけに、物語にハマりきれなかったのがとてもおしかったです。あー……。


来年は「モンスターの大学時代」か……。これもだいじょうぶなのでしょうか? ただ、予告アニメでは笑ってしまいましたけどwww


追記:

どちらかといえば、魔法で熊に変わってしまったことで、人間のメンドくさい理屈から弾き出されたエリノア王妃のほうが先に、娘に対する理解を深めたように見えた。メリダの意識は母の変化に引きずられていただけだったような気がする。

お城でのメリダの「演説」にヒントを与えたのも王妃だし、クライマックスでメリダのことを身を挺して助けたのも王妃だし、最後の魔法が解けるシーンを観ていると、王妃がメリダを許し認めたことで「娘の運命を解き放った」のだとも思える。その役目を終えたから人間に戻れたのだと。

この作品の原題『Brave』はもちろん「勇気を持って物事に挑めば、運命だって変えられる」という(けっこう明確に語られる)テーマを端的に表したものであるが、主人公の「メリダ王女」は、そもそも勇気と行動力を持ち合わせた活発な少女であるのだから、とくにカタルシスがあるというわけでもない部分が、「あれれ?」の理由かもしれない。

おそらく物語のその後、メリダは父であるファーガス王の跡を継ぎ「女王」になるのだろうな、と想像できる。(三人の王子には旅にでも出てもらおう)そして、メリダはそれまでの慣習を自らの行動力で変革した「偉大なる王」として新たなる伝説になるのだ。そういった未来が「古い伝説」であるモルデューの魂を開放したことで表されているとも思える。

まあ、妄想だけど。……そういうはなしが好きなのですよwww



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02:50  |  +はしがき  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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