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2011.10.31 (Mon)

It is a large world-NOTE

この空の下で生きるひとりひとりの人生が、世界の広さを決めている。


#1
#2

一般的に見て、こどもがいたり離婚歴があったりしても何ら不思議ではない年齢になってもなお感じるのは、自分がどれほど世間知らずであるかということだ。

世界はとてつもなく広い。自分が無知であるのなら、なおさら係わり合う価値がある。


JR新宿駅は1日の利用者数が日本一らしい。当然、毎日新宿駅を利用したとしても、昨日見かけたひとと2度出逢うなんてことは、まずないだろう。

そこまで話を膨らませなくても、例えば、たまたま乗り合わせた電車の1車両のなかに押し込められた人々とは、一期一会の出逢いである。そして、そのひとりひとりには必ず人生が存在する。

その「事実」を感じるだけで、わたしは密かに幸福になれる。目の前に確かな「世界」があるからである。わたしはもっと世界を知りたい。そして、できることならすべて「消費」してしまいたい。わたしの「アウトプット」のために。わたしを「破壊」するために。


有尾さんが不思議がっていた「わざわざ」素人が作ったフリーゲームを愛でる、わたしなりの理由もここにある。フリーゲームには「作家性」と呼ぶには稚拙な……もっと原始的な「製作者自身」が焼きついていると「わたしは信じている」。実生活では通り過ぎていくだけの、いや、そもそも一生出逢うこともないような人々の「ココロの内に宿るなにか」に触れられるのだ。こんなにすばらしいことはない。

だからわたしは「手垢に塗れただけの美しいはなし」が嫌いなのだ。それは「価値のある模倣」ではないから。「上っ面」の部分だけしか見えないものなんて意味がない。だからまた、憎らしくもなるのだ。



※やっぱり、考えたことはすぐに文章にしないと、ぼんやりしてしまうなあ。要は、電車内でたまたま見た「ネイティブ・ルー大柴」な女性に感動したってだけのはなし。わたしの貧弱な想像力の外側から「襲来」するものは、すべて「おたから」だわ。



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15:40  |  +はしがき  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

Comment

こんにちは。

不思議がっていた……と言われると、フリーゲームを好きな人の気持ち(というか、フリゲにあって商業ゲーにないもの)は確かに分かるので、そういうことではないのですが。
とはいえ、こちらが意図を持ってなかったにしろ、こちらの選んだ言葉でそう取られてしまったのなら、こっちに原因があるんでしょうね。

たぶん、フリゲを悪く言うっていう感覚は(まぁ確かに悪く言ったとは思う)……嫌いだから叩くというよりは、身内(だと自分では思っていたのです。フリゲ世界の末席の人間なりに、ユーザーや制作者仲間やフリーゲーム登録サイトの方々と多少の交流ができていく中で)だから落とす、みたいな感じだったんですよ。
よそからの電話に対して自分の会社の上司を呼び捨てで呼ぶとか。少し違うかもしれませんが。

akinoさんも格ゲーをやるようなので、自分の持ちキャラに不満を持つような感覚……といったら伝わるものがあるでしょうか。
自分で選んで使い始めた以上、それが一番自分の好みに適したものであるはずなのに――外見とか立ち回りのスタイルとか声優とか、最初の入り口は人それぞれにせよ――楽しんでやっているうちに、向き合えば向き合うほど自分の好きなキャラに対して不満を感じる部分が見えてくるような。
友人達やゲーセンで乱入してくるプレイヤーと対戦をするうちに、友達の持ちキャラばかりが強く見えて、自分の使っているキャラの嫌な部分ばかりが目に付くようになっていく。相手のこのキャラは武器持ちだから判定が強いとか、やれ覚醒技が反確で不遇だとか、こいつは強いコンボを持ってるから普通に五分五分の立ち回りでもダメージレースに負けるとか、相手の中距離の牽制が強すぎてこのキャラでは近づくことができないとか、新作での弱体化調整がやたら目についたり……。かといって、今更ほかのキャラに乗り換えるのもあれだから、文句を言いながらもそのキャラを続けるしかないような。
ただの愚痴なんですが、恥ずかしながら結構あるんですよ。あとは、トレーディングカードゲームのデッキなんかでもいいです。
それを趣味にするから接していて、離れられないくせに、「○○ってホント弱くて……」「いやんなるわ」と愚痴ってるような感覚だったのです。
フリゲのフリゲらしいところが好きでやり始めて、いろいろなものを自分で見ていくうちに、ああいったような感じ方をするようになったのです。
本心を言えば、こう認めるのは些か気恥ずかしい気もしますが、フリゲのプレイ&制作をする中で、良い友達にも会えたし、良い作品にも巡り会えて、そのことは大事にしていきたいとは常々思ってます。



とはいえ、その勝手に身内扱いして、一方的に主語に巻き込んで卑下したり、ぞんざいな言い方をする……ってのは流石に良くないことだったな、と思っています。身内だとか親近感だとかは一方的な思い込みで、端から見たらただ悪く言っているだけですし。
言葉にすれば、つくづく当たり前のことですけど。これに関しては、俺の悪い癖だったのだと思っています。
akinoさんのような、紳士的な友達づきあいをするような人に対しては、やっぱりこっちもある程度は丁寧にしなければいけないな、ということも反省しました。



あとは……意地みたいなものがあって。
フリゲプレイヤーが、実際、作品に質を求めてないってことはわかってはいるんですわ。質の高い作品を求めたければ商業をやればいいってのも、商業には見られないキラリと光る個性とか、そういった方面を求める人が多いのも、だからこそフリゲ界は遊ぶ人と作る人がいなくならずにやっていけるというのも。
でもそこで、じゃあそれでいいや、と認めてしまったら、なんか悔しい感じがして。
せめて音楽とかソフトとかはダメでも、絵だけでも、せめてシナリオだけでも、プロに負けないようなものが作りたいという気持ちがあって。少なくとも、劣っているのは前提、みたいな感じで作るのが嫌というか。プロの作品対俺達(そうですね、プロの作品対フリゲ、と書くと語弊があるのかなと思います)が、端から見たら絶対に勝ち目が無くても、張り合っているんだという気持ちだけは捨てたくないと思っていたのです。

こんなところですかね。
そんなわけで、不思議がっていたつもりではないんですよ。
有尾 |  2011.11.28(月) 02:26 | URL |  【編集】

有尾さん

コメントありがとうございます。


んあー、そういうことだったのですか。

ただ、フリゲに疎いひとに対して、ビジネスマンの社交辞令的に「落とす」のはなんとなく判りますが、いちおうそれなりにフリゲの実体を知っている(はず……の)わたしにまでそれをする意味が良く判りません。



1.
でも、格ゲーの例えはなんとなく判ります。有尾さんは「派閥」が違うかもしれませんが、 CAPCOM の『Super Street Fighter IV』の公式ブログは、コメント欄を解放してユーザの声を広く集めているのですが、どのエントリにも、ビックリするくらい大量に書き込みがされています。

で、『SF IV』シリーズは Version が上がる際に調整案を募集したりするのですが、持ちキャラの挙動に対して、それこそフレーム単位で調整の要望が寄せられるのです。

あれを読んでいると「愚痴を言う」のは愛情の裏返しなのだな、と実感できます。やっぱり持ちキャラが好きで好きで、そのうえですこしでも性能が良くなってくれれば(これはただ勝ちたいがため、というよりはゲームをずっとずっと「楽しく」プレイするため……らしい)という想いがユーザにはあるのですよね。

そこのところが、有尾さんの態度に通じているのかなと感じています。



2.
というか、あれですか。「身内だからあえて悪口を言う」というのは、例の「悪友理論」ですか? それなら、「ある程度は丁寧に」という部分も納得いくのですが。

でも、そもそもわたしのなかで「なかよしだからこそ貶す」という文化(?)がないので、ぜんぜんピンときませんね……。いや、別に「悪口」を言ってくれるのは一向に構わないのですが、そういうの(むかしの夫婦みたいな感じ?)って、「フツー」なのですかねー。



3.
あと、「プロ対アマ」っていう図式も(気持ちは判りますが)、個人的にはあまりおもしろくないです。

というか、たまに出てくる同人あがりの「商業作品みたいな完成度の Free Novel Game」は好きじゃない。結局みんな、「商業作品に近いゲーム」が「良いゲーム」って意識でいるんじゃないですか? そういうのってほとんどおもしろくない。フリゲである意味がないから。

わたしは、もっと剥き出しの「作家性」が見たいんですよ。稚拙でもなんでも良いから。もともとある商業作品に「呑まれていない」「ユラユラとした危うい感じ」こそがフリゲの魅力なんです。「キレイなゴミ屋敷」みたいなバランスで良い。

だから例えば、立ち絵がキレイならそれに越したことはないのですが、プロ並の画力で書き込まれていたりするのは、別にいらないんです。それなら、ちょっと個性的でかわいらしい感じのほうが良い。

だから、プロと比べてどうこうとかは、どうでも良いのです。そういうのって悲壮でイヤです。
akino |  2011.12.02(金) 01:37 | URL |  【編集】

なるほどね。

フレーム単位で公式の掲示板に書き込みするって面白いですね。
格ゲーのロケテとかは行くんですけど、そういいう公式に声を送るって文化とは無縁だったので。
なんか、「今回あいつ強くなった」とか「こいつ強すぎてクソゲー」とか友達と話したり匿名掲示板に文句を書き込みながら、出されたものを楽しむのが実際結構楽しかったりして。
実際、文句を言ってはいるんですけど、作品が出るごとに入る調整とか結構好きなんですよ。一時的に壊れ性能のが出ても、どうせ次で調整されるだろうから、まぁなんだかんだで安心して見ていられるというか。
でもまぁ、そういうユーザーの声を幅広く受け容れてくれる公式っては、純粋にゲームの質を調整する的な意味においてはいいですね。
私が好きなトレーディングカードゲームも、いろんなアニメのキャラが参戦するのですが(特撮で言うとレンストみたいな感じの)、参戦作品要望などで公式にユーザーの声を送るところがあったりして、色々と送ることはあります。



「なかよしだからこそ貶す」という文化は……実際、世の若者の友達づきあいを見れば結構あるものだとは思いますが、「フツー」だとは思いますけど、かといって無くておかしいという類のものでもないですね。



>結局みんな、「商業作品に近いゲーム」が「良いゲーム」って意識でいるんじゃないですか?

については、まぁ実際……そういう意識でいるんじゃないですかね。
俺は少なくともそういう意識の持ち主なので、フリゲというもの自体を標榜できるほど知識や見識が広いわけではないんですが……まぁそのクチの人は結構いると思いますよ。

面白くないという気持ちは、まぁ、こう長々とやりとりをしていればだんだんわかってくるものはあります。
かといって、フリゲである意味を求めてフリゲを作っている人もそうそういるものでもないだろうな、とも思います。
剥き出しの作家性とか、商業に呑まれていない感じとか、そういうのは……やっぱり作った物を見た時にユーザーが感じるものなんじゃないかなぁと。で、作る動機の部分には、少なからず商業にあこがれてやってる人たちも多いんじゃないかなぁと。
もちろん全部が全部ってわけじゃなくてね。

なので、やはりそこまで考えてるなら、つきつめていくとakinoさんが自分で作っていくしかないと思いますわ。
不平不満は、作品にしてぶつけるのがいいですね。
フリーゲームの地平を切り開くような作品を目指すというのは、本当にすばらしいことだと思いますよ。
有尾 |  2011.12.05(月) 02:53 | URL |  【編集】

有尾さん

コメントありがとうございます。



・格ゲーとかとか

ああ、やっぱりコメント欄を開放している公式 Blog や Website は少ないみたいですね。それにしても、最近の格ゲーはアップグレードの間隔が短いのですか? 確かに、細かくなまえが足されていくシリーズとかはあるみたいですが……。「コンボ重視」ゲーは、とてもじゃないけど手が出ませんwww


というか、そもそもわたし、対戦はおろか、「ボスすら倒せない」レベルのヘタレ格ゲーマーですからね。ワンコインでクリアできた格ゲーは数えるくらいしかないです。まあ、あまりお金をつっこめないので、上達もしないのもしかたがないのですが。

ただ、最近は家庭でのネットインフラもだいぶ整ってきているので対戦も挑みやすいですし、思い切って「RAP」も買ってしまいましたし、これからはすこしがんばってみようかなー、という気にはなっているのですが。とりあえずはカラーパレットを揃えるところから……。


でも、コメント欄を開放しているとしても、すべての要望が聞き入れられるというわけではないので、そこは難があるかもしれませんね。結局は、開発側の決定がすべてですから。

前述の『Super Street Fighter IV』の Blog でも、多くのユーザからどれほど要望があろうとも、まったく改善されないキャラ性能とかはありますから。そういう待遇が持ちキャラに続くと、下手に距離が近くみえるぶん、開発に対する恨みが連なることもあるのではないでしょうか。


それにしても、アニメ、フリゲ、格ゲー、トレカ etc... と、趣味がたくさんあってうらやましいですwww トレカとか、麻薬性の強い無間地獄のようなものにしか見えないので、まったく手を出す気になれないのですけどねwww



・ケナシ

あー、まあ、そうですね。確かに、フリゲの学生ものとかでも、そんな関係性が良くありますねwww



・良きかななにが

うーん、結局わたしがマイノリティってことでしょうか……。まあ、そうでしょうね。

だからもう、Free Novel Game は「ゲームではない」と思うしかありませんね。たまに、「一本道のノベルゲーはゲームではない」とか、どうでも良い難癖つける人間とかもいるので、そこらへんをとっぱらったほうが、風通りが良くなるのかもしれません。

でも、ほんとうに「フリゲの発展」を見据えているのなら、「フリゲである意味を求めてフリゲを作っている人」が増えてくれたほうが良いのではないでしょうか? もうそろそろ「商業作品の代替品」から脱皮して、独自の文化圏のものになっても良いと思うのですが。

というか、無料でプロのゲームをやりたいのなら、最近、絶賛バブっている GREE とか Mobage とかにたかられていれば良いわけですよ。とか、無責任にいってみたり。



・創作

あはははwww 「フリーゲームの地平を切り拓く」だなんて、吹くのも良い加減にしろって感じですよねwww わたしみたいなものにはムリってものですwww
akino |  2011.12.09(金) 02:32 | URL |  【編集】

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