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2015.01.11 (Sun)

続々 『 PoCP 』-mere impressions #020-III

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題名:チャイルドポルノ・パンデミック
制作:チクル妄想工房
入手:ガムベース 公開フリーゲーム一覧 by ふりーむ!
種別:Cruel comedy

評価:★★☆ 2



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Pandemic of Child Porno



そう、シモネタくらいなら問題ないのだけれど、あまりに直接的すぎるのは、さすがにカンベンというのが正直なところ。

ただ、ガムベースさんには良くしてもらっているし、内容が好ましくないからといってボロカス書くのも礼を失するので、自分のなかで感覚をゾーニングすることで対応した。つもり。

Free Novel Game なんてものは、必要としている人に作品が届けば、それで良いわけだし。



それはそうと、すこしまた考えたのだけれど。

主人公の言う「自分たちが児童ポルノを世間に撒くことで、それを消費するロリコンたちが性犯罪にはしることもなくなり、最終的にみんなハッピー」という「志」は、勝手に巻き込んだ妹の人生を完全に無視しているので、とんでもない欺瞞、自己正当化だとわたしは感じたのだが、これを主人公が本気で信じていたのだとしたらどうだろう。

仮に主人公が、実年齢にそぐわない純粋さ、いわゆる「少年のようなココロwww」を持った人間なのだというのなら、あのラストにも、きちんとした必然性が出てくる。

自身の性嗜好 (内面) と社会道徳 (現実) との板挟みの末に、精神が完全に引き裂かれてしまうよりも早く、『愛する』妹に看取られながら死んでいく」のなら、確かに「ハッピーエンド」といえるのかな、と。


まあ、「血統的な因縁すらも本気を出せば振りきれる (家族愛神話を信じていない) 」と考えているわたしとしては、あのラストは甘く、笑ってしまったのだけれど。物語の最初から、妹は一貫して主人公をゴミカス扱いしていたわけだし。

これは、あの兄妹の仲が良かったエピソードがチラリとでも入っていたとしたら、また違った印象になるとは思う。



やっぱり、自分の性嗜好に社会的なギャップも葛藤も特に抱いていないわたしのような人間には、理解できないものなのだろうかなあ。



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19:47  |  +ちらし のうら かんそうぶん  |  Trackback(0)  |  Comment(1)

Comment

3つも記事書いてくださって恐縮です。
当作、まさに言い訳、自己正当化の物語ですね。
問題はおそらく、それをいかにするかということなのでしょう。

Akinoさんにおすすめしたい作品がありまして、今塚ミゾレさん作『虚 ―SORA―』『双生の傘』『注ぐ雲』の三作です。
僕には、内容は意味が解らなかったのですが、なんだかとてもすごい作品です。
http://ngsleet.blog137.fc2.com/
ガムベース |  2015.01.15(木) 21:12 | URL |  【編集】

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