08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月

2010.09.01 (Wed)

[映画] 『BECK』に『NECK』を当てにくる勇気-HANA日誌

1日はほら、(ビンボー人にとっての)映画日和。しかも「Famous Japanese ANIME & TOKUSATSU Hero」ばっかりですよ! ダメオトナめ!



『仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ / 天装戦隊ゴセイジャー』

いつものとおり「通常上映版」です。今後「3D映像」の技術向上とノウハウの構築が進めば鑑賞を考えますが、いまのところはとくに興味ないです。高いし。

まずは護星者。なんというか、「劇場版スーパー戦隊」のなかでも近年まれに見る「内容のなさ」でした。ほんと、本編に輪をかけて内容がなかった。というか、中盤の「復活ウォースター軍団の精神攻撃(?)シーン」って、それまでの展開とまったく関係ないじゃん。本来の「鑑賞対象」である「おガキさま」も、いくらなんでもそこまでバカじゃないと思いますよ。あれだけの「尺」でまとめるのは大変だとは思いますけど。どうせなら、最後に迎えに来た宇宙船に乗っているのは「ひぐちくん」だった……とかしてくれたら、「最高!」だったんですけどね。


そして、某レビューサイトで高評価らしい風都くん。……もうフツーに「風都くん」を「御当地マスコット」として受け入れている自分がいる。最初見たときは「レッサーパンダじゃないのかよ」とか言ってたのに。

内容は「フィリップくんの成長物語・母親編」という感じで良かったですよ。いわゆる「パラレル世界での出来事」ではなく、きちんと本編と繋がりのあるエピソードになっているので、最終回まで観た後でもいろいろと発見があって楽しかったです。クイーン&エリザベスと「A」「K」「B」メモリとの因縁……とかの、ありがちといえばありがちの小ネタも「また良し」です。

また、何気ない演出と言われればそれまでですが、過去の依頼で出逢った風都の人々が「友情出演」として、けっこうな人数登場したのは感動的でしたね。あれだけで「風都の仮面ライダー」がやってきたことを思い出せるし、「風都」という架空都市の存在をよりリアルに感じられましたから。まあ、ジミーくんが「歌って応援」してくれないかなあ、とか考えてしまいましたが。


あと『オーズ』の初変身! 「メダルみたいに小さいものを、3枚もベルトにインサートしなければならない」とか、超メンドくさそうで大丈夫かと思ったんですが、「左右のスロットにメダルを入れる>中央のスロットにメダルを入れる>バックルを傾ける>メダルをスキャンする>変身!(妄想のままの手順で、ちょっと嬉しい)」という流れをあのテンポでやれば、ぜんぜんカッコ良いですね。ただ、コンボが決まるとベルトが歌いだす(?)のは、ちょっとアレですが。なんか、フツーに出てきて変身していたことだし、「ガイアメモリ事件」が風都だけで起きたことなら、『ダブル』と同じ世界の別の場所で『オーズ』が闘っていることにしても問題ない気がしますね。

それにしても、照井竜の「変……身ッ!(これ、アドリブだそうです)」や「振り切るぜ!」はカッコ良すぎますね。初登場の変身シーンとか、見直しちゃいますもん。ライバルライダーとしてはヘッポコい感じになりませんでしたし。あと、どうでも良いことですが「あのエクストリーム」、「G3のイリス」かなんかに見えました。



『カラフル』

今回の映画のなかでいちばん人が入っていました。両隣にお客さんがいるような状況もふさしぶりで、なんだか緊張してしまいました。

さて、この『カラフル』、個人的に評価が難しいです。なぜならこれは「14、5歳のコドモたち」に向けての「希望」を放っている作品だからです。実際、となりの席のジョシコーセーさん(確か、原作も読んだとはなしていました)は感動して、泣いていたようですから。

「いじめ」「援助交際」「機能不全家族」「母親の不倫」というネガティブでステロタイプなガジェットで打ちのめされた真少年を救うのは、「友情」「家族愛」「あたりまえのフツー」「自分らしさ」「人間は<カラフル>で良い」というポジティブでステロタイプな「優しさ」です。それこそもう、何万回も繰り返されているはずの、このメッセージで、いまさら、なにを思えば良いのでしょうか。わたしには、この世界がほんとうにそこまでの「癒し」が必要なほどに、痛々しく爛れてしまっているとも、思えないのですが。

といっても、このメッセージをまっすぐに受け止め、自らに響かせる人こそ、「みんなくるってる、この世界」のなかでもまだ「マトモ」なのです。その人間性を否定することはできません。世界が枯れ果ててしまったら、わたしも困ります。

もし、わたしにできることがあるなら、それは『カラフル』では掬い上げきれない「なにか」に語りかけることなのではないか、と思いました。……というか、あんま茶化すような雰囲気じゃないんですよね、公式とかも。フジテレビも一枚噛んでるのに。

じゃあ最後に。「人並みの性欲があるんだぜ(だっけ?)」のシーンでのエロ本、「真少年、オバ専?」って雰囲気でしたね。あと、「2でいいよ(大2枚?)」ってどんだけだよ、クソガキ! ……とか。確かに伏線はたくさんあったけど、「えー、そういうことなの?」ってな感じのオチとか。そうそう、小林家の電子レンジ、ウチでわたしが使ってるのと同じ機種でした。りあるぅ。



『借りぐらしのアリエッティ』

なんというか、「(美術はまあ、除くとして)全体の密度が低い」作品でした。オープニング部分で声の出演者が紹介できてしまうくらいですから。というか、「試練を与えるもの」が「お手伝いさんのオバサン」って時点で、どうなのよ。心臓を患っている主人公にはムチャさせられないから、えらく地味だし。

間違いなく言えるのは、「人間に(正体が)バレてはいけいない」「人間世界がスケールの違いで大きく広く見える」という、同じようなモチーフを持つ『TOY STORY 3』のほうが100億倍おもしろい、ということです。やっぱ、ジブリはもうダメだな。期待してないけど。

一応、最後に「次世代」を暗示していたようなので、それで良かったんじゃないでしょうか。あ、でも『ポニョ』よりはまともだったよ! 日テレでの放映をお楽しみに!



あ、あと最後に。いまジョシコーセーのみなさんが楽しみにしているのは「海猿」なんですよ! 生の声で聞いたので間違いありません。……そりゃあ、フジテレビも笑いが止まらないわな。



23:56  |  +はしがき  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
 | HOME |